スポーツ中のケガで手指についで多いのが足首、つまり足関節の捻挫です。
いずれの場合も足首を強くひねり、その結果、靭帯を損傷してしまうので、ひねり方は足首が伸びた状態で内側に強く曲げる(内反)が圧倒的多数です。
その時、まっさきに損傷するのがくるぶし外側の前距誹靭帯、ひねり方がひどいと踵腓靭帯というこれも足首外則の靭帯を損傷します。
患部の痛み、腫れ
ひねった瞬間に強い痛みがあり、足首がはれてきます。また圧痛もあります。症状がひどいときは、はれが大きく(内出血することもある )、 関節が不安定になってきます。症状は靭帯や関節包がどのぐらい損傷を受けたかを見極める簡単な目安になります。
2度・・・はれや痛みが大きくても関節が安定しているなら、損傷は大きいが完全には切れていない状態と考えられます。
3度・・・関節がグラグラしていたら完全な靭帯の断裂です。症状が重いときは、捻挫ではすまず、骨折やアキレス腱の断裂というケースも考えられます。
炎症を抑える電療による理学療法、アイシングによる冷却、温あん法、マッサージ、サポーター・テーピング等による固定
まず最初にやることは、炎症を抑える基本で冷やします。
そして固定現場では足首を冷やし、テープなどで固定して安静にしましょう。早期の受診をお勧めいたします。症状が軽い場合は、数日で痛みやはれがなくなり1週間程度で完治します。
治療のために長期的にテーピングで固定したときは、たとえ固定がとれてもすぐにスポーツ復帰はできません。
関節の動きや筋力を回復させるためのリハビリテーションが必要です。足首のストレッチやふくらはぎの筋力強化を続け、ケガをしていない方の足と同じ大さに回復して通常の動き方ができるようになるまでは、サポーター等を装着して無理はしないでください。
Copyright © 2025 カイマ接骨院 All rights Reserved.