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後頭神経痛, 各種症状, 頭痛 2019.08.02

後頭神経痛
後頭神経痛とは

後頭神経痛は、頭痛、かつ神経痛の一種で
(1)大後頭神経痛(2)小後頭神経痛(3)大耳介神経痛
の三種類があります。
それぞれ痛む場所が違うだけで、痛みの質や程度は同様です。
後頭神経痛         

症状

突然後頭部や耳の後ろ、耳の中、頭頂部やこめかみが痛くなったと感じます。
耳の病気ではないかと耳鼻科を受診される方も多くいます。
後頭神経とは頚椎の第2番目の神経の枝で、その走行する後頭部から耳の後ろ、
頭頂部、側頭部に沿って痛みます。頭の中というよりは、頭皮の表面的な部分に
感じる痛みです。
ビリビリやズキズキと表現される痛みで、
ズキッ!とする一瞬電気が走るような鋭い痛みを繰り返し感じることもあります。

大後頭神経、小後頭神経、大耳介神経の3つは、いずれも頭を支える頸部の筋肉の間から皮膚の表面に出ているため、筋肉による圧迫を受けやすいと考えられています。
そのため、猫背などの姿勢や頚椎の変形、長時間パソコンに向かうなどの同じ
姿勢をとり続けること、精神的なストレスなどが発生のきっかけとなります。
また、肩こりが強い方もこの痛みを起こしやすいようです。