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自律神経失調症 2020.10.22

夜のウォーキング。仕事で火照った体を冷却し自律神経バランスを整える

 

僕の日課

夜のウォーキング。仕事で火照った体を冷却し自律神経バランスを整える

 

 

ウォーキングが自律神経に与える良い影響について。

 

ウォーキングは、ジョギングより健康効果は高い。

 

 

ジョギングは運動量が大きいため、どうしても呼吸が速く、浅くなり、

身体を安定させる神経の副交感神経のレベルを下げてしまいます。

 

一方、ウォーキングは、呼吸が深まるので、副交感神経を上げる効果があります。

 

 

 

健康を維持するために「適度な運動」がよいことは確かです。

ただ、過度な運動は骨格に負担をかけ過ぎ、またコルチゾールなどのストレスホルモンを多く出すこととなります。

 

 

今回は、ウォーキングが自律神経のバランスに与える効果についてお伝えします。

ジョギングよりもウォーキングがお勧め

 

ここでは、ジョギングが悪いという事でなく健康を維持するには運動量に関係ないという事を念頭に。

 

大人気のジョギングですが、もしも「健康維持」を望むのであれば、ジョギングではなく「ウォーキング」をお勧めします。

もちろん、運動能力を高めたり、筋力をアップさせたりといったトレーニング効果を求めるのであれば必要です。

 

実際には、ウォーキングのほうがジョギングよりはるかに健康効果は高いのです。

 

ジョギングは運動量が大きいため、どうしても呼吸が速く、浅くなります。

 

すると副交感神経のレベルを下げてしまいます。

とくに中高年の方は、そもそも副交感神経のレベルが低下しています。

 

かえって体を老化へ追いやる可能性があるのです。

 

 

呼吸は、速く走れば走るほど浅くなり、ジョギングよりはランニング、ランニングよりは100メートル走の方が呼吸は浅くなります。

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そうして、呼吸が浅くなると、血流は低下。

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血流が低下するということは、末梢の細胞や神経に酸素や栄養が行きわたらなくなる。

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血流が完全に止まってしまえば、細胞は死んでしまう。

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運動により呼吸が浅くなった状態では、完全に血流が止まるわけではありませんが、危険といっても過言でないほど血流が激減することは事実です。

 

 

呼吸が浅くなってしまうような運動はよくありません。健康効果を望むのであれば、ウォーキング程度の軽い運動で充分です。
それとつらいのは続きませんから。

 

 

ポイントはゆっくり深い呼吸をする

自律神経を自分で簡単にコントロールできるのは「呼吸」です。

 

ゆっくりとした深い呼吸をすれば、副交感神経が刺激され、血管は開き末梢血管の血流量が増えるという測定結果が出ています。

 

 

そして、血流がよくなると筋肉が弛緩するので、体はリラックスします。

 

交感神経を高めて血管を締めるのは簡単ですが、それを広げる作業というのが難しいのです。

 

1 吸って

2 吐く

吐くほうを長くします。

※4秒で吸って8秒で吐く

 

ゆっくり息を吸い、その倍の時間をかけて吐くだけです。

呼吸は特に吐く息が重要になります。

 

 

 

これは息を吐くときには頸部(首・のどのあたり)にある受容体が反応して、それが自律神経を刺激して副交感神経を高めるからです。

 

 

そうやって吐くほうに意識をもっていけば、血管が開き細胞にも血流が行きます。

「夕食後のウォーキング」が理想的な運動

お勧めは「夜」です。夕食後から寝る1時間前まで

ランニングは寝る前はダメです。

 

交感神経を刺激してよい入眠できませんから。

 

 

ウォーキング程度で結構です。ちょうどいいです。

 

朝は交感神経が高い時間帯なので、血管が収縮して体が硬くなるため、運動でけがをしやすくなりますが、夜の適度な運動は末梢の血管を開きます。

 

とくにデスクワークの多い人。

肉体疲労はうっ血によるものなので、夜にウォーキング程度の軽い運動をすると、血流がよくなりかえって疲れがとれます。

 

また、末梢血管の血流がよくなるので、眠りの質が上がります。

 

さらに、末梢の血流がよくなることで、肩こりや腰痛、首の痛みなども軽減される効果もあるのです。

 

良いことばかりです。今日からスタート