温かくして寝てください。免疫力は回復!
忙しい人は、なかなか風邪を引きません。
これはなぜかというと、忙しいこと自体で代謝が高まるため、体温が上がり、白血球の力が強くなるからと言われています。
白血球の基本のマクロファージ( 細菌や異物を食べる細胞)の段階でウイルスが 撃退されているからです。
ところが、忙しさが一 段落ついて、ホッとしたときに風邪を引くことがあります。
子どもでも大人でも、免疫力がしっかりしているうちは、なかなか風邪を引かないのに。
大人が風邪を引くときは、免疫力が落ちたときです。
免疫力が下がると、単純ヘルペスや帯状疱疹が出たりします。
ウイルスとリンパ球( ウイルスや微小抗原を処理する細胞)が戦ったあとは、免疫力が高まります。
という事は?風邪を引いたあとは、リンパ球が増え免疫力が高まる。
つまり、引くという事もありかも。
なんて思っても間違え出ないのかもとおもいます。
身体にストレスがかかると、交感神経の刺激で副交感神経支配 のリンパ球が減ります。
それをもとに戻してくれるのが、この風邪ウイルスとの戦いなのです。
風邪を引いて2〜3日つらかった状態から治ったときは、リンパ球が5%くらい上がるそうですから、風邪を引いても、安易に熱を下げるような薬を飲んではいけません。
むしろ、熱がなるべく逃げないように、布団をかけて温かくして寝て、汗をかくぐらいまで体を温めることで、免疫力が回復ともいえるのです。
風邪薬に入っている消炎鎮痛剤は腫れが引いたり、熱が下がったり、痛みが取れたりして、一 時的にはすごくラクになります。
しかし、普通の風邪でも、薬を飲まない人は平均的に2・ 5日で治りますが、薬を飲むと
5〜7日頃まで延びるという研究結果もあります。
普通の人は、年に大小風邪を20回引くものです。
それで免疫力が維持されているという面からして、
子どもの場合は、いろいろなウイルスにかかり
大人のレベルの免疫力になっていきます。
ですから、子どもも風邪の予防はせずに自然体で生きて、風邪を引いたら免疫カがアップしてラッキー。免疫が付きます。
僕は普段多くの患者さんと接しているため小さな風邪をちょくちょく引いているような感じはありますが高熱が出て寝込むようなことはあまりありません。
小さな風邪を引くことが、免疫力を高める一番の方法であり、風邪を引いたら「疲れているんだな。少し休もう」と思い、「また、免疫が付くな」でOKなのです。
Copyright © 2024 カイマ接骨院 All rights Reserved.